Opticsとは?
フラッシュバックジャパン
Boris FX
Opticsとはハリウッドで使用されるVFXレベルのエフェクトなど160種に及ぶ光学カメラフィルタを収録したプラグイン。PhotoshopとLightroomに対応し、スタンドアローンソフト(単体で動くソフト)としても利用可能です。
少し価格はお高めですが、効果は絶大。このプラグインを開発したBoris FX社が提供を行うVFXプラグイン「Sapphire」に収録されているエフェクトをPhotoshopで利用することができます。
Sapphireとは、ハリウッドなど世界中の映像会社で利用されているAfterEffectsなどの映像ソフトで利用できるプラグインなのですが、定価ですと約20万近くします。そんな高額なプラグインの機能をたった1万ちょっとで利用できるならはっきり言って安すぎです(ちょこちょこ40%OFFセールやってるので買うならそこ狙った方が良いです)。
余談にはなりますが、私も映像制作ではよくBorisFXを愛用しておりまして、特に大好きなグローエフェクトがPhotoshopでも使えるようになったのは嬉しくてしょうがなかったです。女優やアイドルを扱う映像で「自然なグローを生成するS_UltraGlow」と「肌をきれいにするS_Beauty」のセットは必需品でございます。
少し予算オーバーだなと感じる方は下記でその他の有料Photoshopプラグインを紹介しておりますのでご参考ください。
Opticsの実力
まずこちらの動画をご覧ください。
おわかりいただけただろうか?
なんとPsのアイコンがエフェクトだけでこんなにも別物に変わってしまうのです。空のような背景も光もすべてエフェクトで生成したもの。アイコン以外の画像は一切しようしていません。これが天下のBorisFX様の実力なのです。
Opticsの使い方
Opticsを適用するやり方
「フィルター>Boris FX > Optics」の手順で任意のレイヤーにOpticsを適用します。
Opticsのメイン画面
Opticsをレイヤーに適用すると別ウインドウでOpticsの編集画面が開かれます。AeのSapphireよりも分かりやすくて最高です。
直感的に操作できるUIとなっておりますので、特に説明を見なくてもいじれてしまいますが、少し独特なUXもあるので解説いたします。
Optics上部
編集内容を保存し、Photoshopの画面に戻ります。正直このアイコンはわかりにくいです。
編集内容を決定せずPhotoshopの画面に戻ります。誤操作防止に保存するかどうかアラートが出ます。
編集した内容をすべて削除して最初の状態に戻ります。
グラデーション、スポット、パス、ペイントなどのマスクを追加します。
Opticsサイドバー
新規レイヤーを追加します。Opticsでは1レイヤーにつき1エフェクトを適用します。
選択したレイヤーのエフェクトを編集できる状態にします。
画面上でここで選択したレイヤーより上のレイヤーが非表示になる。レイヤー内のサムネイルをクリックしても同じ挙動になります。
エフェクトを表示にするか非表示にするか制御します。
マスクを表示するか非表示にするか制御します。
選択したレイヤー内のエフェクトを削除します。
Opticsのチュートリアル動画
BorisFXは高価なプラグインということもあり一般の方があまりチュートリアルを出していないのですが、公式がチュートリアルをしっかり出してくれているので、基本は公式のチュートリアル動画みれば操作をマスターできます。
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