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Lockdownとは
『Lockdown』とは、動画内の任意の要素をトラッキングし、表面のゆがみに合わせて合成が行えるVFXプラグイン。
After Effectsだけでなく、拡張機能の少ないDaVinci Resolve版のプラグインもあるのも特徴。それぞれ別売りだがセットで購入すると150ドル節約できる。
料金は約4万と少々お高めのため、気軽に購入するのは難しいかもしれないが、実写合成を行う場合は大いに活躍すること間違いなし。
動画内に何かを張り付ける合成を行う上で大変なポイントとして、トラッキングと表面のゆがみに合わせる作業があげられる。
トラッキングとは
トラッキングとは、動画内の選択したターゲットを追跡する作業。
映像の実写合成は写真と異なり要素が動くため、貼り付ける場合に動きに合わせて移動させないといけない。
1フレームごとに手作業で合わせるという手もあるが、すべて手作業で行うのは手間がかかりすぎてしまうため、一般的にはソフト側で追跡することが多い。
また、こういった実写合成の作業ではよくMochaが使用されることが多いが、Mochaとの連携も行えるのもうれしいポイント。
ゆがみに合わせる作業
映像でも写真でも何かを貼り付けたい場合は、合成対象の水平情報や表面のゆがみなどを合わせないと上手く馴染まない。
貼り付け先がきれいな壁や板のように平らな表面であれば問題は少ないのだが、肌や服などのように表面が平らでないと貼り付ける要素も同じようにゆがませないといけないため、難易度や工数が跳ね上がってしまう。
だが、Lockdownを使用すると、プラグイン側で表面のサーフェス情報を解析し、それに合わせて貼り付け対象をゆがませてくれるため、VFXの効率を上げることができる。
Lockdownの購入場所
フラッシュバックジャパンとaescripts.comで購入できる。
After Effects版プラグイン
DaVinciResolve版プラグイン
Lockdown 2 for DaVinci Resolve - フラッシュバックジャパン
【販売終了】変形する表面をトラッキングしてレタッチやデジタルメイクアップを実現するDaVinci Resolve対応プラグイン